【おすすめビジネス書】悩み抜く力【最高の人生を選択したい人に】
小林弘幸さんの『悩み抜く力』 最近読んだビジネス書の中で良書でした。
小林さんは自律神経の研究の第一人者。彼が言うには
心と体を整えるためには、悩みを上手く解決できるかどうかが分かれ目となる。
その上手か下手かで人生の充実度が変わってくる。
人生の悩みを、悩みぬいてより良い形で決断、解決できる人は最高の人生を生きられるとのこと。
そしてその悩み方は誰でも身につけることができるという本でした。
就職活動の時や進路選択の時に、自分でよく考えなさいとか
自己分析しなさいとか言われたけど、
どうやって悩んでいいかわからなかった。
でもこの本にはその悩み方が書いてあり、今回自分の仕事や恋愛について
考えていく中でとても参考になりました。
一番参考になった文章がこれ。
「ちゃんと悩む」ということは、「ちゃんと書く」ということ。
略
悩みの内容を具体的に書き出してみることは、そもそも一体何が問題であって、その問題を解決するにはどういう方法をとるのが適切なのかといったことも見えてきます。
略
仕事や人生などで帰路に立ち、AとBどちらの道を進んだらいいか悩んだようなときは、「Aの道を選んだ場合は、こんなメリットがあって、こういうデメリットがある」「Bの道を選んだ場合は、こんなメリットがあってこういうデメリットがある。」といったように、メリットとデメリットを徹底的に書き出してみるといいでしょう。
もうこれ以上書き出せないというくらい挙げてみれば、自分が本音の部分でどちらのみちを望んでいるのかが見えてくるはず。それが見えてきたら素直に従っていけばいいのです。
悩み抜く力 うまく悩んで成功をつかむ人、ヘタに悩んでつまずく人 単行本 ? 2016/1/30
小林 弘幸 (著)
ノートにとことん書き出して物的証拠を作ることも大事だと書かれていました。
確かに、悶々と頭のなかで悩むより毎日ノートに気持ちや将来の想像や、メリットデメリットなどとことん書きぬけば見えてくるものがあると思いました。
気持ちの整理ができるということは、頭のなかの雑音がなくなるということ。
頭がすっきりとしていて、この瞬間自分がなにをやって生きるべきかわかっている人は
迷いがない。うまくいくと思います。
また、野球選手の松井さんのことも書いていました。
松井選手がスポーツ新聞に悪く書かれたりしているとこに対してどう思いますかと記者に聞かれた時に
「自分のコントロール出来ないことにはなやまない」
といった話の紹介でした。たしかにコントロール出来ないことに悩んでも意味が無いのでうまく受け流したほうがいい。だったら今自分ができる努力をした方がいいのです。
○悩みを書き出すこと
○コントロール出来ないことは受けながす。
この具体的方法がこの本には書いてあり。現在色々と考えることがある自分にとってはとても参考になりました。
そして個人的には、悩みの解決には一人で熟慮したうえで、いろいろな人にあって相談してみるという行動も必要なのだなと今回思いました
(一人だと悩みの袋小路にハマる可能性があるので)
また、外部の情報をインプットすることも大事。今自分が知り得る情報以外に現状に対しての判断材料を増やすことも問題解決に役立つと思いました。
そんな感じで、悩みがある人。悩みってどうやって乗り越えたらいいのだろうと思っている人にはとてもおすすめの一冊です。
この本は、中古で売らないで手元に置いて置くことにします。
良い人生を生きる秘訣は悩みを乗り越えることにあり。
素晴らしい一冊でした!
今回同時に購入し、読了した本も↓にUP♪
- 作者: エリック・ワイナ―,Eric Weiner,関根光宏
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2012/10/24
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
ミラーニューロンがあなたを救う!- 人に支配されない脳をつくる4つの実践テクニック -
- 作者: 大嶋信頼
- 出版社/メーカー: 青山ライフ出版
- 発売日: 2012/09/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 4回
- この商品を含むブログ (4件) を見る