誰からも好かれる女(ひと)の 人と運を引き寄せる習慣 【感想】
誰からも好かれる女(ひと)の 人と運を引き寄せる習慣 (アスカビジネス)
- 作者: 里岡美津奈
- 出版社/メーカー: 明日香出版社
- 発売日: 2013/03/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
評価 ★★★☆☆(ふつう)
女性向けの人間関係対処法。接客業の人は読んで見てもよいと思います。
女性向けのビジネス本ってまだまだ少ないですし。
∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴
誰からも好かれる女性ってタイトルだけど、
誰からも好かれることに私は疑問を感じるので読んでいてなんか苦しい。
【仕事上は】誰からも好かれることって大事ですよね。
キャビンアテンダントってここまで周りに気をつかって働かないといけないんだと。
大企業で女性が沢山居るポジションで仕事をしてると誰からもそつなく好かれる必要がありますが、これはやるのしんどいなー。アクの強い人間は思います。
どっちかと言うとこの本はキャビンアテンダントをしている女性限定の処世術の本だと思いました。大企業で女性社会のなかでどうやってメンタルコントロールをして、
女性同士うまく仕事を回してきたかが書いてあります。
個人的な好き嫌いを仕事にも持ち込む女性、私も遭遇したことがあります。
自分を裏で根拠なく悪く言う後輩にはつかずはなれず、無理に接近しない。これ以上粘着されないようさらっと流す術などは、私も同感です。クレームを受けやすいアテンダントはオドオドしていて、身だしなみが整っていない。身だしなみを整えれば心もコントロールできる。といったあたりは、ビジネスでもつかえそうですが。
ようするに、誰からもすかれる、透明な人よりもアクがある人の方が私はすきです。
なんか芯がない感じがするもの。
ただ接客のプロフェッショナルは踏み込みすぎずニュートラルで居るので正解だけども。経営者には向かない本。
ただ、精神の安定感がある人が抜擢される、信頼される。
ミスが少ない。この辺りは参考になります。
2冊買ったけど2冊とも似たような内容なので、(かなり重複してる)
とりあえず一冊でいいと思います。
恋愛の話もぼちぼちかいてあるのですが、恋愛はこの本にかいてある真逆の事をした方がイイと思います。
自分をだして。アラがあった方がいいです。完璧じゃない自分を見せるとこから入った方が印象いいです。
この方の価値観と自分の価値観の違いが新鮮で色々考えるきっかけになると
思う本なので。
キャビンアテンダントを目指す学生さんや、女性の多い部署でお姫様女子にメンタルを振り回されている女性は読む価値あると思います。
読後思ったのですが、この人かなり不思議な人かもって思いました。
就職して2年くらい親が月に何度か上京して家事掃除していたとか。
だったら余裕もって仕事できるよなーと思っちゃいました。
同じ環境の人が書いた本の方が参考になる気がするので。
箱入り娘の浮世離れしている人なのかなっていう印象でした。
(新人時代のあだ名が浮世離れちゃんだったらしい)