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『ばく』の隠遁生活

ひっそりと充実した生活を送りたい、のにドラマチックな人生を送ってます。読書好き。デザイナーの心の中いろいろ。

感覚を研ぎ澄ます~デザインをするときと文字を読むとき~

しごとで感じたこと 読書

久々に自分用の日記です。

 

カッコイイタイトルだが、今日は全くいい仕事ができず

先輩を失望させてしまった気がする。

(もともと無表情な人なのでよくわからないのですが。)

かなり苦手分野の仕事でした。

ビジュアルを作るのは好きなのですが文字組。難しいです。

今日本を買いあさって、週末はトレースや勉強する予定。

 

もともと勉強では優等生でやってきたのですが、

(今思うとこれが打たれ弱さの原因だ。)

異業種からデザインを始めた時点で経験的に遅れを取っている。

ものすごくできなくて落ち込む自分と、

メンタルを一度かなり悪化させたことがあるのでそういった自分をセーブする自分の

声が聞こえる

「もっとガンバらないとだめだ!倍勉強しないとだめだ!」

これはもともといる私。

「一筋でやってきた人間ではないのだから、ふてぶてしくならなきゃ。

 お金をもらいながらこんなに勉強させてもらえるチャンスなんてない。

 劣等生でも雇ってもらってる。それに元から自分ができるって思ってると

 できないとき倍傷つく。

 異業種から来た時点で今は劣等生。だから劣等生なりの頑張り方をしないと。」

これは最近社会に出てから出てきた大人な私。

 

学生のときは自分は何でもできるって思って試験や、いろいろな活動をしたほうがうまくいく。でも社会に出るとまた一からスタート。

自分はできないんだって自覚したほうが、無駄に消耗しないのだ。

 

それにしても。もともとの性格が心配性なので、あーこれで契約終わったらどうしようとか二時間ぐらいドキドキしてました。そうなったらそうなってから考えろよって感じの一日でした。無駄に悩んですごい今日は疲れた。

次からはちゃんとできるように準備しておこうと思います。

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さて、本題です。

 

最近、銀色夏生さんの「決めないことに決めた」とよしもとばななさんの「初めてのことがいっぱい」この二冊が面白くて、時間があれば通勤時も家でも読んでました。

 

 

 

はじめてのことがいっぱい―yoshimotobanana.com2008 (新潮文庫)

はじめてのことがいっぱい―yoshimotobanana.com2008 (新潮文庫)

 

久しぶりに、かなり鋭く本質をついた洗練された言葉たちを目にしてはっとしました。特に銀色夏生さん。年を取ってまた新しい境地に達していたのですね。(彼女が高校生の時の本しかよんだことがありませんでした。)

銀色さんは今後いろいろ読みたい。

 

以下が銀色さんの言葉で気になったもの抜粋。

 

オリンピック初日きのう、「金メダルなしの柔道、出鼻くじかれる」なんてニュースでいってたけど、子どもならわかるけど、おとなが金メダル金メダルって言うなよと、また思う。応援する法は、成果に注文つけるなよと。ただ無心の応援すればいいじゃん。金メダルをほしがるなんて、お金をほしがってるのと同じくらい品がない。金メダルがほしいといえるのは練習を積んだ選手とその周りだけだ。

(決めないことに決めたより)

 

という言葉だったり

 

―よく、人前でのカミングアウト・・・何でこんなことまで告白するんだろう、言わなくてもいいのに、なんて思うことがあるけど、その人にとっては告白することに大きな意味があるのだろう。人はその人の世界にいきている。その人の世界にとって重要なことが重要なんだ。それぞれに生きている世界は違う。――――

(決めないことに決めたより)

 

この言葉もそうだよねと。

 

それにしても、本が面白すぎて言葉の世界に身を浸していたら、デザインをするときに視覚モードに気持ちを切り替えられず。

それで、仕事がなんだかうまくいかなかったのもありました。

ボーっとしてしまって、文字を視覚的に整理するのがむずかしかった。

 

本を読むことと、広告のようなビジュアルで文字を配置するようなデザイン。

これは両立できないような気がしました。

なんかモードを変えるのが難しい。視覚を仕事にするなら、読書より映画のほうがきっと仕事には役立つのだろうなぁ。

 

面白すぎる本は週末に読んだほうがいいのかもしれません。

体調も悪く、本から自分のモードを切り替えることもできなくて

本当に今日は仕事に関して反省点がいっぱいの一日でした。